- 真宗のお寺では、檀家さんのことを門徒(もんと)と呼ぶようですが違いがありますか?
- 檀家とは、古くからある言葉で本来の意味は布施をする人という意味です。この言葉が社会でよく使われ出したのは、江戸時代からで、徳川幕府によって寺院が戸籍の管理などの行政的な役割を担い、各寺に信者を檀家として登録し幕府に報告するよう命令を下したことによります。
真宗では、宗祖親鸞聖人の教えを共に聞く一門の徒として信者を名告ることから門徒とよびます。
- 浄慶寺さんの近くに住んでいます。お墓はありませんが、お彼岸などの行事にお参りしたいのですが可能ですか?
- どなた様も参詣して下さい。お待ちしております。
- 「お勤め」「勤行」とは、どのような意味ですか?
- お経(お釈迦様が説かれた経典)や親鸞聖人がお書きになられた「正信偈」などを声に出して読むことをいいます。
それぞれに古くからの読み方がいくつもあります。
- 新車を購入しましたが御祓いをする必要はありますか?
- 真宗では御祓いをすることがありません。お守りもありません。
どんなに気をつけていても事故は起きる時には、起きます。
大切なのは、それが先祖の祟りだとか、方角が悪かったからだとか、暦や数字が悪かったからだとかを理由にして、見えないものに振り回されることではないでしょうか。目の前にある事実に対して冷静に向き合い解決を見出す事のほうが大切なのではないでしょうか。