「あなたが人生に絶望しても、
　人生はあなたに絶望していない」
　この言葉は、アウシュビッツ強制収容所での体験をもとに書かれた『夜と霧』にあるフランクルの言葉です。
　私たちの日々の暮らしの中で直面する厄介な問題、こじれた人間関係、家計の問題、男女関係、親子の問題、職場の問題･･･様々な解決できないような場面に遭遇する時、「もう何もかも･･･」とあきらめてしまいそうな事がありますが、私が絶望しても、私を見捨てない、私に絶望しないものが「人生」にはあることを忘れずにいる時、少しだけ人間は強くなれるのではないでしょうか。