2015.1.10 ブログ
2015.06.27
浄慶寺にて、修正会法要
勤行の後
新春法話「閻魔さまの尊敬するもの」と題して法話をしました。
南無阿弥陀仏をとなうれば…
炎魔法王尊敬す
五道の冥官みなともに
よるひるつねにまもるなり 「浄土和讃」親鸞聖人
お話しの途中で、
桂米朝の名調子「地獄八景亡者戯」をもとに、地獄の名所巡りをした。
この落語の中で、私のお気に入りは、念仏屋(高額な念仏を買うと罪は消え、値段によって消える罪の種類が違う)のシーン。
「あ!念仏でしたら、本願寺はんでんな・・・」は、深いお話しだと思う。
お正月から地獄巡りとは、なんとも皆様に申し訳ないと思いましたが、命の終わりを見つめることは、生きることを見つめることではないかと感じており、お話ししました。
その後に、ぜんざいを参詣の皆様といただきました。